@AZUSACHKA 's note

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【アニメ】美少女戦士セーラームーン/旧作第2話&新作第2話感想

新作ではさっそくセーラーマーキュリーが登場しました。やっぱり作画がキレイになってますね、亜美ちゃんがとってもかわいくなってて良かった。
旧作のほうは、マーキュリーが登場するのは第8話なので、まだまだセーラームーンはひとりで頑張ってます。新作と比較してみると、他の戦士たちの登場までに時間がかかることで、結果的にうさぎちゃんのパーソナリティやセーラー戦士以外の人々とうさぎちゃんの人間関係が丁寧に描かれることになっているなあ、と感じました。

 【旧作】【無印】【第2話】「おしおきよ! 占いハウスは妖魔の館」

うさぎちゃんの人懐っこさが炸裂してましたね。人気の占い師だったのに新しい占いハウスにお客さんを取られてしまい、寂しそうなおじいちゃんに明るく話しかけるうさぎちゃんの朗らかさが印象に残った回でした。ママに頼まれておつかいをするパパに対して「パパって優しいのね~!」と言う姿もうさぎちゃんらしいです。中学2年生なのに、パパとも仲良くして、しかも家事を手伝うパパをうまい具合に褒めてる!うさぎちゃんのパパの職業は雑誌編集者なのできっと忙しいはずなんです。にもかかわらずおつかいをしてくれるということでパパ自身も素敵な人なんですよね。それをちゃんと娘が「優しいのね」なんて褒めてる。パパ、すっごく嬉しいですよね。おつかいして良かった~、って思いますよね。かわいい娘に「優しいのね」なんて言われたら、いくらでもおつかいしちゃいますよね。うさぎちゃん、とっても素敵な子です。さらに、海野くんのような、オタクっぽくて「テストなんてゲームですよ」なんてイヤミっぽいことを天然で言っちゃうような男子とも、うさぎちゃんは仲良くできています。基本的に、人付き合いが上手なんですよね。色々やらかした海野に「気にしない、気にしない!」なんて笑顔を向けてるのも、良い子だなあと思います。元基お兄さんが「うさぎちゃんの顔を見ると元気になる」と話すのもよく分かりますね。

こんな感じで、女の子の友だちだけでなく割と男性とも上手く付き合えるうさぎちゃんが、ただ一人「なんか上手くいかない」相手こそが地場衛だったんですよね…!話の作りが上手だなあ。


以下は気になったところを簡潔に羅列。

  •  「なにしてんのうさぎー?」とルナがうさぎちゃんを呼び捨てにするシーンがありましたね。珍しい!
  • 海野がはるだ先生をスカートめくりする、めくられた先生が「もうお嫁に行けないわ」と泣く、机間を歩く先生の足をひっかける…というハラスメントの方法に昔っぽさを感じました。
  • この時はまだ「タキシード仮面」なんですね。「様」がつくのはいつなんだろう。
  • 占い師のおじいちゃんはその後どうなったんだろう?
  • 決め台詞は「若貴人気に嫉妬するおじさんたちよりも、もっと悪いのはその心を何とも思わないやつ!」でした。

次回は「謎のねむり病、守れ乙女の恋する心」。

 

【新作】【Crystal】【Act.2】「亜美-SAILOR MERCURY-」

実は前回、開始時間にちょっと遅れて見始めたので、OPを見てなかったんです。それで今回初めてOPをテレビ画面で見たのですが、大画面で見ると印象が変わりますね。パソコンやスマホの小さな画面で見てるより迫力があります。わたし、このOPの歌詞は気に入ってないのですが、ももクロの元気いっぱいの歌は良いなあと思うようになってきました。でも歌詞はEDのほうが好きですね。漫画を描いている竹内直子先生が作詞したらしく、セーラームーンならではのロマンチックで心地いい言葉が並んでいるのが好きです。「月虹」「星降る夜に泡になり融けて」「セカイが深い眠りについても」などの言葉が、旧作の「ハートは万華鏡」「ミラクルロマンス」「三日月のシャーレ」などを思わせるんですよね。これぞセーラームーン、という感じです。
亜美ちゃんと仲良くなるプロセスや話の大筋はほぼ原作マンガ&旧作アニメ通りですね。「周囲に避けられる女の子だけど、うさぎちゃんだけは仲良くなれる」というのは、劇場版Rでスポットライトが当てられた設定ですが、これは内部戦士がうさぎちゃんを慕って大切にする理由になっています。このあたりのプロセスは、原作マンガ・旧作アニメ・新作アニメ全てで重要になってくる話なので、ぜひ注目して見ていてください。新作はそのあたりの見せ方がちょっとやりすぎというか強調しすぎで感動が薄れちゃうようなところがあるなあと私は思っているの、他の人がそのへんをどう思うか知りたいなあと思っています。このブログのセーラームーンエントリーを読んでくれている人がいるのか分からないけど。笑

以下、原作マンガと新作アニメの違いで気になった点をメモ程度に羅列。

  • 道でもらったクリスタルゼミナールのディスクを再生するシーン
    原作;学校のパソコンを借りていた 新作;自宅の自分用パソコン(と思われる)を使っていた。
  • うさぎちゃんがゼミナールに乗り込むシーン
    原作;亜美ちゃん以外にもたくさんの生徒がいて、有名な「みんな!パソコンからはなれて!廃人になるわよ!」というセリフが飛び出た。
    新作;亜美ちゃんだけになっていた。例のセリフもなし。作画の手間とか時間の都合?
  • 変身のタイミング
    原作;教室に乗り込んですぐに変身 新作;まず一度敵の攻撃を受けてしまった後に変身
  • 決め台詞
    原作;変身→「純粋な向学心につけこんで、洗脳するなんて許せない!」→「愛と正義のセーラー服美少女戦士、セーラームーン!」
    新作;変身→「愛と正義の~」→「純粋な向学心~許せない!これ以上あたしの友だちには手出しさせないわよ!」
  • 亜美ちゃんの変身
    原作;敵につかまっているときに変身することで逃げた 新作;捕まっていない
  • マーキュリーの攻撃
    原作;目覚めるだけなのでナシ(無意識に発した霧のみ) 新作;マーキュリーアクアミスト!
  • タキシード仮面
    原作;亜美ちゃんの作った霧の中で敵が見えないセーラームーンに向かって、敵が目の前にいることを察知して「いまだ!けりあげろっ」と教えてあげる
    新作;セーラームーンを押さえつけている紙をバラで切る
  • 終わり
    原作;戦いが終わって、マンガも終わり 新作;亜美ちゃんが戦士だったなんてね~という会話をしつつ一緒に歩くシーン

次回はレイちゃんが登場です!