@AZUSACHKA

読書/映画/上原專祿/フィギュアスケート/セーラームーン/ロシア

【雑誌】ワールド・フィギュアスケート82(2018年4月)感想

 

久々にスケート雑誌をがっつり読んだ。前はよく買ってたのだけど、本棚で場所を取るからすっかり買わなくなってしまった。

平昌五輪でジャッジを務めた方々へのインタビューと無良くんへのインタビューが面白かった。


男子シングルでジャッジを務めた山本さかえさんが「順位に関係なく印象に残ったのはミーシャ・ジー」と語っていて、ジャッジもファンと同じ気持ちでスケートを見ているということが伝わってきた。


また、女子シングルで務めた小塚あゆみさんが宮原さんとオズモンドの差について「カラーが違うしどちらも優れているけれど、宮原選手がより緻密にすべてをパズルのように組み合わせていいものを作り上げているのに対し、オズモンド選手はときどき雑さがあるけれどそれが彼女のキャラクターとして許されてしまうような人間くささがある。これから宮原選手には、作りこんだ世界だけでなく、同時に彼女自身の内面を見せてほしい。もっと感情の起伏や心の揺れを見せてほしいと思う」と述べていた。

ただ、それでも小塚さんが今回の五輪で一番印象に残ったのは宮原さんらしい。つまりジャッジとしての視点と個人的な好みの違いがご本人の中できっちり区別をつけられているということ。ジャッジは自分の「好き」と切り離して試合を見ているんだなと改めて分かった。

 

それからアイスダンスでジャッジを務めた滝野薫さんがテサモエのフリーについて「これ以上何を望むのか」となんの迷いもなくパーフェクトスコアをつけたことに言及していた。(リアルタイムで見てたときからTwitter突っ込まれてたよね、滝野さんの採点。清々しいほどだと。笑)

また、ムーラン・ルージュの楽曲構成はロクサーヌとcome what mayという全く雰囲気の違う曲で、ヨーロッパの変な編曲ほどではないにしてもwわたしのなかではいまひとつピンときてなかったんだけど(それでもその違和感をねじ伏せるほどのパワーがテサモエにはある)それを「コントラストが素晴らしい」と表現してたのもなるほどだった。


ジャッジをやる人のインタビューはおもしろいよね。中継の解説も、わたしは岡部さんが一番好き。もっとジャッジの人のこういう話を聞いて勉強したいな。

無良くんの引退インタビューも面白かった。高橋大輔の背中を追って、彼の表現を自分の方向性にしようとしてたこと、スポンサーさんとの出会い、日本男子のあいだでジャンプについて教え教わること等、濃厚な話だった。