マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー (ザ・ムーヴィー・サウンドトラック)
- アーティスト: キャスト・オブ・“マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー”
- 出版社/メーカー: Polydor Records
- 発売日: 2018/07/13
- メディア: MP3 ダウンロード
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マンマミーア!2(本当のタイトルは2ではなくHere we go)見てきた。前評判通り、若い頃のドナを演じたリリー・ジェームズがあまりにもかわいすぎた…。ドナはほぼ同じ時期に三人の男性と関係を持ち(同時ではなく順番にです)、1で親友に「あんたって隅に置けない」と言われていたけど、それだけモテるのも納得の超愛らしさ。かわいさが爆発していた。*1
ああいう風に女性が多くの男性と関係を持つことについて、その女性がコンプレックスや悲しい過去などの闇を抱えているから…と理由付けされて描かれることって珍しくないと思うんだけど、マンマミーア!2のドナにはそういう影や闇が何もない。ただ幸せそうにそうしてるだけ。自由恋愛最高!浮気や不倫でもない、普通の恋愛をしてて何が悪いのか。
最近ツイッターで「海外で奔放にセックスする女性」についてがちゃがちゃ批判されていたけれど、それの何が悪いのか。*2
マンマミーア!1は、ソフィーが「結婚式のエスコートは父親でなければならない」という保守的な価値観から解放される話だった。でも2のドナは「解放」なんてものとは無縁だった。ただはじめから彼女は自由だった。それがすごく良かった!!
ところで、色々なところで言われているけれど、1で出てきた設定が伏線(?)になって2でたくさん出てくるのがすごく面白かった。1ではパーティーシーンでビルがソフィーに「まさか双子じゃないよね?」と言うシーンがあるんだけど、あれは彼自身が双子だったから出てきた言葉だったのね。他にも、ドナがあのホテルを譲り受けた経緯とか、1のラストでロージーがビルにアタックしていた理由とか、色々なものが繋がっていた。
ひとつだけ分からなかったのが、なぜドナはハリーを置いていったのか、ということ。単に、彼女があまりハリーを気に入らなかったから?でも、ドナがそんな冷たいことを考えるタイプではないと思う。まさかハリーが(自覚していないけど)実は同性愛者なのではとドナが見抜いたから、自分から離れた?さすがにそれはないか。もやもや
細かいところでは、ドナがオクスフォード大を女性初の総代として卒業するほど優秀だったことにびっくりした。あとドナとビルのベッドシーンの「おいで」が大変すてきだった。なにあのスマートなお誘い!!それはもう、わーい!!って飛び込んでくよね!!