@AZUSACHKA 's note

わたしの感想をわたしが読みたい。

【アニメ】旧作セーラームーン感想 第4話~第13話

ブログで無印セーラームーンの感想を書こう!と決意したものの、毎週セーラームーンを見て感想をまとめる気力がわかなくて放置してしまいました。なので連休に第4話~第13話まで一気に見てまとめました。亜美ちゃんレイちゃんと出会い、ジェダイトを倒す回までです。

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野武士スケータートークショーinお台場覚え書き

行ってきましたDVD発売記念トークショー。Twitterだと短いのでとりあえずこっちに感想とかメモとか殴り書き。ざっとしかメモしてないので細かいとこ間違いあったら教えてください。なお普段は別の呼び方をしてるんですがブログだと恥ずかしいので主役のことは「彼」と書きます。MCさんおもしろかったけど名前わすれちゃった、ごめんなさい。

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【映画】「ジョン・ラーベ」感想 - 南京事件というよりは「ドイツ人ラーべ」を描いた映画

※本エントリーでは、前半に「ネタバレなし」の感想、後半に「ネタバレあり」の感想を述べます。

 

映画「ジョン・ラーべ」を観てきました。これは2009年に公開された、ドイツ・フランス・中国の合作映画です。1937年の「南京事件」の際、日本軍から南京市民を守るために「安全区」を設けたヨーロッパ人たちがおり、ジョン・ラーべというドイツ人はその中心的人物だったそうです。その業績から「南京のシンドラー」と呼ばれることもあるようです。公式HPによれば、日本では公開に手を挙げる配給会社がなかったため商業的には上映されませんでした。しかし、この夏には日本各地で自主上映会が開かれる模様で(→参照;上映会のTwitterアカウント)、わたしが見てきたのもその一つでした。

 

予想以上にとても面白かったです!「興味はあるんだけど、どうだった?」と友人知人に聞かれたら全力でおすすめします。映画を観る前は、「日本では上映に踏み切る配給会社がなかった」という前情報から、「重苦しいテーマのマイナー社会派映画」「すっきりしない感じで終わりそう」「とっつきにくそう」などのイメージを持っていたのですが、その予想は大きく覆されました。爆発どかーん、逃走劇、悲劇、妻との愛、友情…といった分かりやすい映画要素がもりだくさん。むしろ南京事件というより、ジョン・ラーべを中心とした人間模様を描いた映画と言うべきかもしれません。タイトルも「南京事件」ではなく「ジョン・ラーべ」ですしね。結果として、題材の割に見やすくて分かりやすい映画になっていると思います。香川照之の演技もすごく良かった。おすすめです!

【追記7/22】友人と感想を話す中で出てきた追記。この映画の「戦争の歴史モノ」としての雰囲気は、例えば「カティンの森」というよりは「戦場のアリア」のようなものに近いのかなと思いました。つまり「史実を基にしてはいるけれど演出上の脚色もしているヒューマンドラマ」です。実際、会場で配られたペーパーに掲載されていた永田喜嗣さんの文章によれば、ラーベ自身が書いた日記から永田さんが抱いた人物像とは異なる描かれ方がされているそう。*1そのため、「ここは史実と違う!ここも違う!」というのが気になってしまう方だと、いまひとつストーリーに没頭できない…という可能性もあるかもしれません。わたしは大学で歴史学を専攻していましたけど、おもしろいフィクションだと「映画は映画」と割り切れるほうなのであまり気になりませんでした。あまりにもつまらなさすぎて「これは酷評したほうが世の中のためなのだ…」という気分にさせられた映画だと「ここが違う!」と重箱の隅をつつくかもしれませんが、これはおもしろかったので割り切れました。笑

 

全体を通じての感想を述べると、「南京事件が中国やドイツ・フランス・イギリスなどでどのように受けとめられているのか」を突きつけられる映画だったと感じました。日本人であるわたしが南京事件について知らないのに、ヒロシマナガサキをよく知らないアメリカ人を非難することなどできない、と今までの無関心を恥ずかしく思いました。例えば、会場で頂いたペーパーの中に掲載されていたジョン・ラーベの孫のトーマス氏のコメントの中に、「南京市と広島市姉妹都市提携を望みます」という印象的な提案がありました。彼の言葉から伺えるのは、わたしたち日本人にとっての「広島」と同じだけの重みを持つのが中国の人々にとっての「南京」なのだ、ということです。このことに、わたしはこの映画を観て彼のコメントで読んで気が付いたのでした。日本人にとってのヒロシマナガサキと同じように、中国人にとっての南京もまた、あの戦争で受けた痛みを象徴する存在なんですよね。このことを意識すると、歴史認識問題について考えるときに違った景色が見えるようになった気がするのです。重ねて言いますが、おすすめです。

 

ただ、他人にすすめる際にひとつだけ気がかりなのは、遺体の映像や血がたくさん出てくるところ。そういうのが苦手な方にはつらい映画かもしれません。とはいえーーわたしも苦手なのですがーーそういうシーンのときだけ目をつぶればなんとかなるレベルだったとは思います。

事前に必要な歴史的知識はそんなにないと思います。第二次世界大戦のときの参戦国の対立構造は頭に入れておかないとダメですが、それは小学6年生の歴史の授業で出てくる程度の知識なのでほとんどの人は大丈夫でしょう。「知らなくても問題ないが知らないと笑えない」知識としては、一瞬だけ「ゲーリングヒムラーゲッベルス」というヒトラーの側近たちの名前が出てくるので覚えておくくらいでしょうか。でも「側近」という情報とともに名前を覚えておくだけで十分笑えると思います。

 

最後に、香川照之柄本明杉本哲太ARATAをはじめとした日本人俳優たちに敬意を表します。彼らがこの映画に出演するのには大変な勇気が必要だったと思います。彼らの勇気がこれからの日中友好の礎のひとつになるよう希望を込めて、ここまでの感想の区切りとします。

 

以下、「続きを読む」からネタバレありの感想です。(映画を観賞済みの人を想定して書いてあります。箇条書きです。)

*1:リベラル日本研究会(企画)・「南京・史実を守る映画会」実行委員会(協力)によって作成されたペーパーに掲載された永田さんの指摘を引用します。永田さんは実際のラーベと映画との違いについて、①映画では一度南京を脱出しようとするがラーベの日記では最初の段階(1937年9月)で南京に残ることを記している、②映画では中国人を軽視しているような部分が目立つが、日記の記述から永田さんが受ける印象はそうではない、③映画では日本人側に好戦的な態度を取っているが実際はそうではない、以上3つの点を指摘しています。ただ、これはわたしの補足ですが、A42枚分という限られたスペースでの説明であるため、永田さんが日記から抱いた人物像の説明はやや形容詞を多用するものとなっており、あくまでここでいう「実際のラーベ」はおそらく永田さんが受けた印象が強く反映されているものである可能性であることも述べておきます。

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【スケート】世界選手権2015男女FSジャンプ&得点メモ(最終グループ+αのみ)

HDDの整理に際してワールドをリピ見したので、せっかくだからプロトコルと一緒にジャンプなどをメモしました。感想はほとんど書いてません。ほぼ自分用のメモです。また、テレビ放送された選手だけです。

アダム・リッポンのジャンプ構成だけちょっと細かく書いてます。

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【アニメ】美少女戦士セーラームーン/旧作第3話感想

1週間遅れで今さらですが感想を載せます。実は、旧作の感想は火曜には書けていたのすが、Crystalの感想がなかなか書けなかったのです。それで、結局Crystalの感想は書かずにアップすることにしました。詳しいことは下に書いてます。というわけで旧作第3話の感想です。

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国別対抗戦2015男女SP今さら感想

今さらですが感想を書きました。録画したのを消す前にもう一度リピ見しよ~と思って見ながら書いてたので、テレビで放送された人しか書いてません。

全体結果 ISU World Team Trophy 2015

女子SP http://www.isuresults.com/results/wtt2015/wtt2015_Ladies_SP_F_Scores.pdf

男子SP http://www.isuresults.com/results/wtt2015/wtt2015_Men_SP_M_Scores.pdf

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国別対抗戦2015男子FS感想

今さらですが国別男子FSの感想を書きました。どうせ遅くなったしーと思って丁寧に書いたのですごく長いです。特に第二グループはリラックスしてたのかすばらしい演技が続きましたね。第一グループも日本で見られて嬉しい人たちばっかりだったな。
 
以下、感想を一言で。
ナンソン;氷へのキスが印象的でした
ポンサール;冒頭の3Aがめっちゃ好き
テン;良い意味でエキシビション
アモディオ;ザヤるもといオダるあるいはアモる
コフトゥン;リピ見してる好きプロです
アーロン;わたしはブラックスワン肯定派
ニューエン;圧倒的「みんなの弟」感
ヴォロノフ;あれは「コミカルなジャズ映画」だ
無良;ファントムじゃなくてエリックです
ブラウン;つなぎのお勉強
ハンヤン;You!!
羽生;求道者と来季のパリ炎上プロ
 
めっちゃ長いので参考までに。続きを読みたい人は「続きを読む」をクリックしてね。