- ①想像してたより数倍手間のかかる儀式だった
- ②「生きた」道具や衣装の姿を見ることができた
- ③細かいとこの感想(箇条書き)
まさかこんな結末になると思わなかった。正直、どちらかというと今はまだ戸惑いとショックが大きい。
このブログでゴールデンカムイについて詳しく感想を書いたことはなかったけれど、『熱源』『蝦夷地別件』『十勝平野』『氷結の森』を読んだのはゴールデンカムイの影響が大きかった。下ネタも多い漫画なのでちょっと言いにくかったけど、大好きな作品だった。
そのゴールデンカムイが先日(2022年4月末)最終回を迎えた。そこで描かれた作中世界の結末については、手厳しい批判が多い。わたしもショックを受けた。
本作は「現実への批判性を持ちつつエンタメとしても優れた作品」の一つになりうるものだと期待しながら読んでいたのだけど、あの最終回からは現実への批判性をあまり感じられなかった。(苦い現実への皮肉だ、ああいう現実になってほしいという願いを込めた結末だ、という見方もあるみたいだけど)
とはいえ、これだけの物語を単に「ひどい最終回だった」で終わらせるのはとても悲しい。まだ気持ちの整理がついていないのだけど、その戸惑いも含めて今の気持ちを形にしたく、本エントリーを書いた。
(以下2022/05/03追記)
「ゴールデンカムイが大好きだったけど、あの最終回は批判すべき。でもまだ気持ちの整理がつかない。それだけ好きだったので」という人と気持ちを共有できたら…と思ってる。
あの最終回を「大団円」と認識してる人、反対にとことん厳しく批判すべきであると考えている人とは、もしかしたらあんまり共有できないかもしれない。
(追記終わり)
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以前『同志少女よ、敵を撃て』の感想を書きました。その後、友人のな凧さんと改めて読書会をしたら、イリーナとセラフィマの関係性についての掘り下げで大いに盛り上がりました。この沸き立つ気持ちをシェアしたい!!セラフィマとイリーナ…良い!!という気持ちで語り合った記録です。内容は長くなったので、箇条書きでまとめた部分と会話形式を残した部分の両方があります。
以下、最初からネタバレしています。未読の方はご注意ください。
夏に『戦争は女の顔をしていない』を読んだ直後、この作品がアガサ・クリスティー賞を受賞したと知った。その時から発売をずっと楽しみにしてたので、ようやく読めて嬉しい!!
すごく良かったので感想を書きました。
以下、『戦争は〜』『100分』『対話』と省略します。